研究室の紹介

ご挨拶

大阪市立大学大学院公衆衛生看護学領域ホームページへのご来訪ありがとうございます。

公衆衛生看護学は、社会と健康との関連を集団の視点から探求し、人々の健康を守るため、看護の観点から方策を検討します。わが国では、他国に例を見ないスピードで少子高齢化が進展し、疾病構造の変化、格差社会の顕在化、グローバル化等により、国民の健康課題が多様化・複雑化しています。このような社会情勢を背景として、公衆衛生看護学領域の果たすべき役割は、ますます大きくなっています。私たちは、このような社会の課題や問題に役立つ研究を行い、公衆衛生看護学分野(保健師ならびに看護職)の人材育成に貢献したいと願っています。

当研究室における主な研究活動は、児童虐待予防をめざした基盤研究、児童虐待予防をめざしたフィンランドとの国際共同研究、世界最大規模の国際双生児共同研究、保健師活動や保健師教育に関する研究、ならびに高齢者虐待予防に関する基盤研究などを主な研究テーマとして活動しています。具体的な内容は、研究のページをご覧ください。ここでは、私たちの研究活動の特徴を説明させていただきたいと思います。

公立大学に所属する公衆衛生看護学研究室であることから、大阪市などの行政機関と共同研究を実施する機会を沢山いただいております。また、得られた研究成果をもとに、健康政策形成、特に母子保健領域の施策化などに関わる機会もございます。研究成果を社会に還元することはとても重要であり、研究者としても行政の方々とともに考えることができることに心から感謝しています。このような活動を通じて、住民の皆様のニーズも察知することができ、そこから新たな研究テーマを発見し、次の研究につなげるように努めています。一方で、実践現場で疑問や課題に思われること、それらを解決したいと思う気持ちは、研究をするうえでも大きな原動力となります。私どもと一緒に研究したい、学びたいと思う方はご一報ください。多くの方々との出会いを楽しみにしています。

横山 美江

研究室の方針

  • 地域保健の向上、ならびに地域看護の実践において役立つ研究を推進します。
  • 世界に多くの情報発信ができる研究室を目指します。
  • 多胎児および多胎児家庭に役立つ情報提供ができる研究を実施します。

研究室の概要

所在地
〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1-5-17
大阪市立大学大学院看護学研究科・医学部看護学科
アクセス
こちらの地図をご覧ください。

活動内容

当研究室の活動内容をご紹介いたします。