大会長挨拶

 

この度、日本心理教育・家族教室ネットワーク第22回研究集会を、2019(平成31)年2月8日(金)〜9日(土)の2日間にわたり、大阪市中央公会堂において開催させていただくことになりました。

 

心理教育は、精神保健医療福祉分野において広がりを見せていますが、一方で、どのようなものかをあまりご存知ない方や、実践したくても様々な障壁によって取り入れられない方、あるいはどのようにすれば継続できるのかと悩んでおられる方も少なくないのではないでしょうか。

 

第22回の研究集会のテーマは、「深める、高める、広める心理教育」としました。このテーマに込めた想いは、精神障害をもつ方々を支援するために、心理教育の知識を深め、それを実践することの価値や実践力を高め、様々な精神保健医療福祉の現場に広めたいという願いです。

 

このようなテーマに基づいて、分科会を中心として、特別講演、シンポジウム、一般演題発表などにより、良質な心理教育の実施と普及について考え、精神保健医療福祉の更なる発展に向けて思いを馳せる機会となるような、プログラムを計画しています。

 

大阪市中央公会堂は、国の重要文化財に指定された大正ロマンの気品漂う美しい外観と内部意匠をもつ建物です。また、大阪市の中心部に位置し、梅田駅から一駅の淀屋橋駅より徒歩3分の立地にあります。会場周辺には、食い倒れの街・大阪ならではのグルメスポットが至るところにあり、少し足を伸ばせば、大型テーマパークのユニバーサルスタジオジャパン、世界最大級水族館の海遊館、大阪のシンボル通天閣やあべのハルカスがあります。2月の大阪は、厳しい冬の只中にありますが、光のイルミネーションが街中に広がり華やかな季節でもあります。

 

学会での参加者との交流や情報収集と共に、大阪の街をご堪能ください。
企画・実行委員一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

日本心理教育・家族教室ネットワーク 第22回研究集会

大会長 松田 光信

 

大阪市立大学大学院看護学研究科

精神看護学領域教授